Getting My Life Better

iPhoneやWEBサービスを使った仕事術、ライフハック、仕事への向き合い方などを中心に自分の雑感を含めていろいろ書きます!

チェックリストの限界

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photo credit: Josiah Mackenzie via photopin cc

届きそうで届かないゴール

前回の記事で書いたとおり「やることリスト」というのを活用していましたが、これには大きな問題がありました。

「ゴールが可変的である」

「やらなきゃ」と思うことが出てくるたびにリストに追記していく。気がついたらものすごい量のやることが列挙されたリストがそこにある…。また「あと少しで終わり」という状態で急に飛び込み仕事が入ってくることがあり、またそれをリストに追記する…このリストではゴールがいつも変動してしまうのです。

例えるならマラソン大会ごとに距離が違う(前回は42.195kmだったが今回は50.085kmです)みたいなことや、あと10kmと思っていたら急遽「追加10kmで~す」と言われるようなものです。

 

何が問題だったのか?

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photo credit: nertzy via photopin cc

僕は考えました。何が問題なのか?すぐには答えが出ませんでした。ある時、ついにやることリストが崩壊します。「その日の内に終わらせることができないほどの量の仕事」が入ってきたのです。リストアップすると愕然とする量!やる前からテンションが下がりっぱなしでした。でも、やらなくてはならない…そんなことを考えているときにふと、思いつきました。

「これ、本当に全部今日中にやる必要があるの?」

それまでの僕は発生した仕事はすべてその日の内に片付けて帰るのが当たり前だと考えていました。でもそれでは対処できない事態が発生したので、僕は「この中で本当に今日中にやらなくてはならないものだけをピックアップしよう」とたくさんある「やること」の中から選択をしました。

すると、「今日やっておきたいこと」と「今日やらなくてはならないこと」の2種類に分類できました。今日やっておきたいことは言い換えれば「今日やらなくてもいいこと」です。

基本的には心配性な僕は仕事をどんどん前倒しにしてしまうクセがあるとこの時気づきました。締切ギリギリになってバタバタしたくない、だから余裕がある時にどんどんやっておく。これは良い面もありますが常にたくさんの業務がある場合には結局常にバタバタしてしまいます。

このあとからは発生した業務を「今日中にやらなくてはならない = have to」「今日中にやっておきたい = want to」に分類するようになりました。